
パパッと簡単に片づくキッチンにできたら、どんなに家事がラクになるだろう!
キッチンでやらないといけない「名もなき家事」は、私たちが考えているよりもとても多いです。うんざりするほどあります。

フルタイム勤務の人や育児真っ只中のママさんたちはもちろん、お片づけ苦手さんにとっても、出来る限り簡単に片づけられる【時短キッチン】
の優先順位が高くなっていますよね。
現在ご自宅の片づけサポートも行っていて、小さな自宅キッチンでお菓子教室主宰の経験もある片づけのプロ(ライフオーガナイザー®︎)が、減らしたことで時短につながったコツとポイントをお伝えします。
時短キッチンづくりのお役に立てたら幸いです。
■家事を減らす前に、時短で片づく相棒を手に入れる
家事を減らすと時短になるわけですが、その前に増やすと効果絶大なものがあります。
食洗機、ロボット掃除機、洗濯乾燥機。
なぜなら、
一度セットしてしまえば、その後の長い時間をお任せできてしまうからです。
勝手にがんばって家事をしてくれるって、なんて有り難いんでしょうか。
私がまず導入して毎日ありがたく使っているものは食洗機。これがあることで、かなりの時短につながるのはご存知の通りです。20年前の狭いアパート時代のキッチンでも、なんとか卓上食洗機を置く場所を確保していたくらいです。
くつろぐ家族を横目で見ながら食器を洗うこともなく、手伝ってよ・・・と恨めしく思うこともなく、誰よりもよく働いてくれます。もしまだ導入されていない人は、ぜひこの機会に検討されてみてはいかがかな?と思います。
■時短家事のボス:食洗機で洗えるものメインにして片づける

洗いものがストレスに直結する人や、洗いものの量が多い人は、
自分で洗わなくてもいいものにシフトしていく必要があります。
もともと私は食器やキッチン用品が大好きで、気をつけないと食器も増えがちでした。和食器もとても好きです。ですが、手間を減らす、時間がかからないように、と自分で洗わなくてもいいものにシフトしていくと、使う食器も、
「丁寧に手洗いしたくなるくらい大好きな食器」以外は、基本的に食洗機オッケーなものに。
感謝と共に、次々と食洗機にGOです。
あっという間にシンクがスッキリしていくので、自分の家事力がアップしたのかと錯覚を覚えることができます。
今は汁碗などでも食洗機で使えるものが増えましたよね。いい時代です。
ボスにどんどん働いてもらいましょう。
■手間を増やすものをやめて、簡単に片づくものを選んでいく

できる限り食洗機のお世話になりたい時は、タッパーなども洗ってしまいたいと思いますよね。私も、どんどん入れます。
「途中でひっくり返っちゃうかな?」と思いつつも、どうぞご無事でと送り出します。
とはいえ、結局ひっくり返っている率が高いので、
・しっかり洗えたんだろうか、と考える
・結局手洗いの方が効率いいし、と考える
・洗えていても、フチにたまっている水を乾かしたり拭いたりする
そんなことがあるので、余計に手間がかかるという印象です。
プラスチックのタッパー(特にフチあり)からガラスの保存容器に思い切って変えたところ、この手間がなくなりました。快適です。
ガラスの保存容器はちょっと重たくて躊躇しがちですよね。私もずっとそうでした。実際に長い間悩んでいた私が使ってみて実感しているのは、それを上回るメリットがあったということ。
- 食洗機内でひっくり返ることはない
- プラスチックの劣化がない
- そのまま食卓に出しても使える
- 冷蔵庫の中にあっても、何が入ってるのかよく分かる
- ビジュアルが美しい
- 容器の数自体も減らしたので、フタとタッパーの神経衰弱ゲームがなくなった
私にとっては、重さを超えるメリットばかりでした。タッパー問題にお悩みの方はガラスの保存容器も一つの方法かなと思います。
分解して洗わないと清潔さを保てないようなモノもハードルが高いです。
とにかくシンプルな形状で洗いやすいものがオススメです。
自分の毎日に必要なサイズと数だけ選ぶことをオススメします。
■布製のものをやめて、家事の手間と時間をへらす

キッチン内での布モノとしては、キッチンマット、ランチョンマット、ふきん類が多いかと思います。これを「やめる」「減らす」ことで減る家事があります。
なぜかというと、布モノを持つ、ということは、必ず「洗う」家事とセットになるからです。私もお菓子教室主宰していた頃はたくさんのリネンクロスの洗濯に追われていました。
そこで、ライフスタイルが変わった今、導入したのは「使い捨て」。
使い捨てにしたモノ:テーブル用ふきん、食器用クロス
使い捨てといってもとても丈夫で、洗って何回も使えます。
結局、1日の途中で「洗う」ことはあるのですが、
洗う→干しに行く→畳む→しまう、という家事が減ります。
1日で使い倒してサヨナラするので、使い切った感がありますね。そして、ふきん類にありがちな雑菌との戦いは終了です。最終的には、キッチンの床をざっくり拭いて捨てています。
やめたモノ:キッチンマット、ランチョンマット
キッチンマットをやめたことで、洗濯の手間と、洗い替えマットの所有がなくなりました。1日の終わりに使い捨てのキッチンペーパーでこまめに汚れたところを拭くので、キッチンマットを使っていた時よりもきれいな気がします。
そろそろ、疲れてきたころでしょうか?
もう少しです。読み切って、ラクなキッチンを手に入れていただきたいと思います。
■吊り下げ収納は片づけやすい?本当に家事がラクになる?

キッチンツールを引っかけて吊るす収納は、とても便利そうです。
でも、自分に合っているのかどうかを考えてみることが必要ですね。
というのも、私はその便利さに惹かれて何でもかんでも吊り下げていたことで、かえって掃除が大変になってしまった経験があるからです。
「よく使うモノだけ」ならいいのですが、ラクをしようと「あまり使わない」キッチンツールまでぶら下げていたせいで、そこには油やホコリがつき、その後ろの壁も拭き掃除がしにくくなり、かえって大変になってしまいました。
そもそも掃除は好きじゃないのに、自分から掃除をしにくくしてどうするんだ・・・と自分にツッコミました。
そんなことから、掃除が苦手なみなさん。
吊り下げ収納は要注意です。
ちなみに、今は上の写真のように、一軍だけは立てて収納してすぐ手に取れる位置に。少しのモノだけコンロから離れたところに吊るしています。
がんばってください。あと一つです。
■「見える食品ストック」で管理も家事もラクにしていく

何がどれだけあるか分からない状態には、危険がいっぱいです。
なぜなら、「見えない」ものは、そのうちに「ないもの」として使われなくなるからです。
「見える」ようになると「何があるのか分かる」ので、二重買いを防げることはもちろんですが、その他にも実体験から
・どこに何があるのか分かることで家族にも分かりやすくなる
・料理が一緒に作りやすくなる
・家族が自分でキッチンに立つ機会も増える
こんなことにも繋がっていると感じます。
詰め込み厳禁!
見える&分かるストック管理を目指してみることをオススメします。
【まとめ】簡単に片づくキッチンに
- 時短で片づく相棒:食洗機を手に入れてみる
- 食洗機で洗えるモノをメインに持つ
- 手間を増やすモノをやめて、簡単に片づくモノを選ぶ
- 布製のモノをやめて、家事の手間と時間を減らす
- キッチンツールの吊り下げ収納には要注意
- 詰め込み厳禁。見える食品ストック管理を目指そう
家事がラクになるキッチンづくりを応援しています。
「どうしていいのか、一人じゃ大変すぎる!」という方は
【サポートつきお片づけレッスン】で一緒に進めていきましょう。
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